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光市のカフェ「発信キッチン」が新商品開発 パンのようなスコーン「パコーン」販売へ

「パコーン」を手に来店を呼び掛ける増野さん(中央)

「パコーン」を手に来店を呼び掛ける増野さん(中央)

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 カフェ「発信キッチン」(光市光井、TEL 0833-72-7772)が製造販売する焼き菓子「パコーン」が現在、来店客の好評を得ている。

パコーン(チョコチップ、いちじくクルミ)

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 イギリスの伝統菓子「スコーン」をヒントに開発した同商品、パンのように柔らかいことから「パコーン」と命名した。店主であり、光市内在住の女性でつくる商品開発グループ「EEne(ええね)」代表の増野睦子さんが3年間にわたる試行錯誤の末、開発。昨年末、菓子製造業の許可を得たことにより、今年1月9日、本格的に販売を始めた。

 価格帯は250円~300円。形はあえて武骨にし、どこから食べても「外はサクッと、中はふんわり」した食感が楽しめるようにしたという。味は、プレーンやチョコチップ、ピスタチオ、ほうじ茶あずき、サクラ、レモン、バジル、いちじくクルミ、紅茶オレンジなど。1日、2~3種類(金曜は5~6種類)を用意する。

 販売開始から1カ月、来店客にも好評で、昼までに売り切れることも多々あり、1日に100個売れた日もあるという。

 増野さんは「冷凍流通でもおいしいパコーンをつくるのに3年かかった。今後は、通信販売も展開していきたい」と話し「パコーンは、手軽に栄養が取れ、おなかが満たせるので、忙しいお母さんや塾通いのお子さんにもおすすめ。スコーンはパサパサしていて苦手と思っている人や男性にも食べてもらいたい」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~17時(日曜・祝日は15時まで)。月曜、火曜定休。

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