「周南観光コンベンション協会」(周南市みなみ銀座1、TEL 0834-22-8691)が6月15日、タクシー会社「三和交通」(周南市徳山)の協力の下、地酒と地元飲食店の料理を届ける「#周南ほろよい便」を始めた。
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける地元飲食店を応援しようと同協会が企画。周南市内の酒蔵会社、「中島屋酒造場」(きもと純米カネナカ)、「山縣本店」(純米酒防長鶴)、「はつもみぢ」(特別純米酒原田)の日本酒や須金産ブドウで作ったワイン「徳山巨峰シュガーネ」と、地元飲食店が作った料理をタクシーで届ける。
メニューは、居酒屋「竹の第」か和食店「みの幸」、居酒屋「九州居酒屋 克」の料理と地酒(300ミリリットル)1種のコース(2,500円)、ダイニングバー「アオゾラテーブル」の料理とワインのコース(3,500円、4,000円)、カフェ店「ほっこりCAFE」の料理とワインのコース(3,500円)、居酒屋「竹の第」か、居酒屋「九州居酒屋 克」の料理と地酒3種(5,000円)を用意する予定。
配達代行手数料は、JR徳山駅から受け取り場所まで5キロ未満は無料。10キロまでは500円。10キロを超える場合は距離に応じた費用がかかる。周南市観光案内所「まちのポート」での受け取り(17時~18時)は、1品につき500円割引となる。配達可能エリアは、周南市内(大津島地区を除く)。配達時間は17時~20時。
同協会の田中千秋さんは「地元飲食店のみなさんに、周南の地酒にぴったりあった料理を考えていただいた。飲食店やメニューも増やしていく予定。自宅での晩酌に活用してもらえたら。収束後は新幹線を利用される出張者のみなさんにも楽しんでいただけるメニューを展開していきたい」と意気込む。
6月19日から販売開始。