山口県内在住者を対象とした周南3市の観光施設を周遊する「周南市・下松市・光市ぐるりんスタンプラリー」が8月24日から開催される。
主催は、周南市観光交流課・下松市産業観光課・光市商工観光課らで構成する「周南広域観光連携推進協議会」。2015(平成27)年の設立後、県外からの観光客の誘致を目指し、バスツアーなどのキャンペーンを行ってきた。今年は、新型コロナウイルスの感染拡大により打撃を受けている観光および地域産業の活性化とともに、県内から集客し地域内での消費喚起を促すため、周南3市の観光施設31カ所を巡るスタンプラリーを企画した。
対象となる周南市の観光施設は「紫水園」「芳山園」「石船温泉憩の家」「バーデンハウス三丘」「割烹旅館 三水園」「長野山緑地公園 天空のカフェ」「ふる里マルシェかの」など14カ所。
下松市は「下松市栽培漁業センター」「くだまつ健康パーク」「下松スポーツ公園」「国民宿舎 大城」「笠戸島家族旅行村」など7カ所。
光市は「伊藤公資料館」「光ふるさと郷土館」「冠山総合公園」「里の厨」「かんぽの宿光」「ホテル 松原屋」「フィッシングパーク光」と室積~牛島間を運航する客船「うしま丸」など10カ所。
各施設を利用後、専用の台紙にスタンプを押し、切手を貼って投函(とうかん)、または各市観光課へ持参することで応募できる。各市最低1カ所のスタンプが必要となる。
応募期間は8月24日~9月25日、9月26日~10月25日、10月26日~11月25日の3期に分かれている。スタンプ数に応じて、地元の特産品や宿泊券、地酒詰め合わせなどの賞品を期間ごとに抽選で進呈する。
光市商工観光課の竹村峰さんは「一つでも多くの観光施設を巡り、地元の魅力を再発見していただけたら」と呼び掛ける。