周南経済新聞の2020年PV(ページビュー)ランキング1位は、下松の模型愛好家が大量のプラモデルを譲り受け、ツイッターで話題となった記事だった。
模型同好会「下松模型交流会」代表の河村直明さんが、故人から譲り受けたミリタリープラモデル655個の写真をSNSで発信した経緯や反応、今後の行方などを伝えた。コロナ禍で奮闘する飲食店らの記事を抑えての1位となった。
ランキングは、今年1月1日から12月13日までに配信した235本のヘッドラインニュースからPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 下松の模型愛好家がミリタリープラモデル655個譲り受け ツイッターで話題に(5/22)
2. 周南にみそラーメン店「みそ太郎」 「合わせと白みそ、食べ比べてほしい」と店長(8/26)
3. 下松に食パン専門店「乃が美」 山口県内3店舗目、周南エリア初(8/3)
4. 周南・徳山にパン店 福岡、フランスで修業した店主が開業(11/20)
5. 下松にロールアイスクリーム店「PINK POP PARTY」 店内外に撮影スポットも(7/23)
6. 周南・ドライブスルー方式で弁当販売 観光コンベンション協会らが企画(5/1)
7. 周南市で新型コロナ収束願いサプライズ花火 市内全域23地区で打ち上げ(8/5)
8. 光・室積の漁港前に大衆食堂「室積市場食堂」 鍋焼きうどんやカレー提供(6/5)
9. 下松の中華そば専門店「紅蘭」がテークアウト販売始める 店内飲食は休止へ(4/10)
10. 下松・国民宿舎「大城」営業再開 ランチはバイキングからセットメニューへ(6/29)
2位から5位は、ラーメン店「みそ太郎」、食パン専門店「乃が美」、パン店「Le Grand Ballon(ル・グラン・バロン)」、ロールアイスクリーム店「PINK POP PARTY」と、新店オープンを伝える記事が続けてランクインした。
4位記事のパン店「Le Grand Ballon」店主の西村陽介さんは、福岡市の有名店「pain stock(パンストック)」で製造チーフを務め、フランスのパン店で修業を積み、長年の夢であったパン店出店を妻の出身地である周南市でかなえた。店の評判はSNSでも広まり、連日正午には商品が完売する人気店となっている。
周南エリアでも、再び新型コロナ感染の広がりがみられる状況となっているが、地域の人々が明るく前向きに乗り越えられるよう、2021年も周南経済新聞ならではの切り口でハッピーニュースを届けたい。