周南市が3月25日、シティープロモーションの新ロゴマークを発表した。
周南市は、新キャッチコピー「ここから、こころつながる。周南市」に合わせたロゴマークを公募。最終候補3作品の中から選ぶ人気投票が行われ、投票総数2018票の結果、最多835票を獲得した周南市在住のグラフィックデザイナー・沖本道代さんの作品が選ばれた。
ロゴマークは、3本の煙突、電波受信状況を示す「アンテナピクト」、吹き出しなどをモチーフに、周南市の数多い魅力を発信している様子を表現。周南市のシティーカラーである水色と活発的で明るい黄色が配色されている。
沖本さんは、昨年8月、市民や市職員で構成するワーキンググループ「SHUラボ」に参加し、シティープロモーションの推進に取り組んできた。メンバーと周南市の魅力について話し合った際に「新幹線の窓からコンビナートの煙突を見た時、帰ってきたことを実感する」という話が印象に残ったという。「周南市は広く、いろんな地域に住んでいる人が多いと思うが、同じように感じている人も多いはず」と煙突をモチーフにすることにした。
沖本さんは「煙突から出る吹き出しで、周南市からたくさんの魅力を発信している様子を表現した。真ん中は『あなたの発信』が入る場所として空けている。今後、このロゴマークをさまざまな発信の際に使ってもらい、長く愛されるロゴマークになればうれしい」と話す。
藤井律子周南市長は「ここから、つながっていくのだなと実感している。今後は、このロゴマークをいろんな場面で活用し、周南市のすてきな場所、時、ものなどを発信し、多くの人との出会いや絆につなげていきたい」と意気込む。