サッカーJ2「レノファ山口」の渡部博文社長が2月14日、今週末のJ2リーグ開幕を前に藤井律子周南市長を表敬訪問した。
渡部社長は2021年、同チームに選手として入団。昨シーズンはキャプテンとしてチームを率いる傍ら、周南市との社会連携を担当する「ご当地シャレン選手」として活動した。昨年10月に現役選手を引退し、同12月、社長に就任した。
周南市役所を訪れた渡部社長はこの日、藤井律子周南市長に社長就任報告と今季Jリーグに向けての抱負を語った。渡部社長は「開幕まで1週間を切り、自分たちもドキドキワクワクしている。町づくりに関わりながら、周南市の皆さんと共に盛り上げていけたら」と話す。
レノファのユニホームを身に着けて渡部社長を出迎えた藤井市長は「初めて試合を見た時の感動は忘れられない。そんな体験を市民の皆さんに共有してもらいたい。応援している」とエールを送った。
今シーズンの展望について、渡部社長は「フレッシュな選手が加入し、練習試合の状態もいいと聞いている。J1に昇格するため、トップ6を目指して戦いたい」と意気込む。
J2リーグの開幕は2月18日。レノファ山口は維新みらいふスタジアム(山口市維新公園4)で大宮アルディージャと対戦する。
今シーズンは、徳山駅前賑(にぎ)わい交流施設で市民グループ主催のパブリックビューイングが10回以上予定されている。渡部社長は「サッカーに興味がない人にも足を止めて見ていただけたら。よりレノファを身近に感じてもらえるようなアクションを起こしていきたい」と意気込む。
初回のパブリックビューイング(対ツエーゲン金沢)は3月19日、14時キックオフ。