「令和版 北前船がやってきた! おさかなマルシェ in 室積」が3月4日、光市室積漁港と室積海商通り周辺で開催される。主催は、市民グループで構成する「室積つながるプロジェクト」。
江戸時代、瀬戸内海から日本海側へ航行する北前船(廻船)の寄港地として栄えていた光市室積のにぎわいをよみがえらせようと企画した同イベント。当日は、手作り雑貨や木工品などを販売するマルシェ、各種ワークショップ、絵画展、観光スポット6カ所を巡るスタンプラリーを展開する。
このほか、室積漁港でハモやタイなど光市産の魚を使った弁当・総菜の販売、「海商館」「室積シェアキッチンPORTO」「モンテ・エ・マーレ」「木村屋」「室積市場食堂」などの地元飲食店で光市産の魚を使った限定メニューを用意する。
室積漁港では、光市室積山車の台若保存会若衆による「木遣り(きやり)唄」披露(10時~)、シャボン玉ショー(11時30分、13時)を行う。地元漁師による魚介類販売、「魚のタッチングプール」設置、小学生以上対象のオルゴール作り(先着20人)、「岩国野遊びの会」によるロープワーク体験、ナイフワーク体験(以上、先着10人)も行う。
マルシェ会場「室積市場ん」では、先着100人にぜんざい振る舞い(10時30分~)、農家による野菜販売を行う。「室積市場ん」向かいの「七福」会場では、同イベントのイメージイラスト作成を担当した「周南あけぼの園」の画家・徳原望さんによる絵画展を開く。
室積つながるプロジェクト代表の木村明美さんは「食・歴史・自然をキーワードに、さまざまな企画を用意した。光市の魚のおいしさや港町室積の歴史を多くの人に知ってもらえたら」と期待を寄せる。
開催時間は10時~14時。