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下松観光協会がオリジナル漫画 歴史や観光名所の魅力を発信

「みつけて!!くだまつ」をPRする観光協会会長三池孝道さんたち

「みつけて!!くだまつ」をPRする観光協会会長三池孝道さんたち

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 下松市の魅力を紹介するオリジナル漫画「みつけて!!くだまつ」が8月29日、発行された。

オリジナル漫画「みつけて!!くだまつ」の冊子

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 下松市観光協会が、下松市の歴史や観光名所の魅力を多くの人に伝えようと制作。シビックプライドの醸成を目指す。構成は同観光協会が行い、作画は日本の歴史や伝承が好きだというアマチュア作家の「やまやまや」さんが務めた。

 漫画では、同市公式マスコットキャラクターのくだまると主人公のたかしが市内の各地を訪れ、歴史や文化について学んでいく。第1話は、「くだまつ降臨伝説発祥の地」といわれている金輪神社で「下松」の由来を勉強する。

 9月5日、同観光協会会長の三池孝道さんらが下松市役所を訪れ、國井益雄下松市長に漫画の完成を報告した。漫画を手にした國井市長は「漫画にしてもらってうれしい。市内外の人に見てもらうようにして、歴史と文化の街・下松市の良さをアピールしてもらいたい」と話した。

 三池さんは「第1話は下松の降臨伝説を紹介したが、昨年初出土した埴輪のことなど話題はたくさんあるので、郷土愛を持ってもらえるよう子どもたちに分かりやすく伝えていきたい。年度内にもう1冊発行し、年に2冊のペースで発行していく予定。市外にも漫画を広く発信していきたい」と話す。

 A4判、24ページ。市内幼稚園・保育園、小中学校、高校、公民館、図書館、公共施設、観光施設など80カ所に1~6部ずつ合わせて500部を配布する。同観光協会ホームページにも掲載する。

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