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周南にジャマイカ料理のジャークチキンとピザの店 子ども食堂も計画

ジャークチキンを持ち来店を呼びかける角石さん

ジャークチキンを持ち来店を呼びかける角石さん

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 ジャマイカ料理のジャークチキンや、ピザを提供する飲食店「らいおん日和」(周南市昭和通2、TEL 0834-27-0020)が8月4日、昭和通にオープンした。

ベーコントマトピザ

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 レゲエ音楽をきっかけにジャマイカの魅力にはまったという角石旨範さんがオープンした同店。ジャマイカ現地で食べたジャークチキンと、イタリアン料理店で働いた経験からピザを提供する。「らいおん日和」の店名は、ジャマイカの宗教的社会運動のシンボルというライオンと、明るく陽気な太陽をイメージして名付けた。店内は南国ビーチのバーをイメージしたという。

 席数は、カウンター=11席、テーブル=14席。店内奥を改装後には個室(10席)の用意も予定する。

 メニューはピザ(各直径約20センチ、680円)とジャマイカ料理のジャークチキン(1P=800円、2P=1,500円)をメインに用意する。

 ピザは、マルゲリータ、ビスマルク、シーフード、生ハムルッコラなど16種類を提供する。

 ジャークチキンには10種類以上のスパイスとフルーツソースにみそやしょうゆを加えた漬けだれを使い、日本人にも合う味付けに仕上げたという。ドラム缶で作った特製グリル(ジャークパン)で焼き、後から辛さを加えられるよう、ホットソースを添える。

 ドリンクは、レモンサワー(600円)やビール、ジャマイカラムメーカーの「アプルトン」(800円)やカクテル(以上600円~)などのアルコール類をそろえるほかオリジナルのノンアルコールカクテル(800円)や沖縄パインジュース、マンゴージュース、コーラ、ウーロン茶などのソフトドリンク(350円)を用意する。

 前職は、周南市や光市の小学校で事務員だった角石さん。学校での勤務時代、子どもたちや地域の人々と関わることが多く、いろいろな境遇の子どもや家庭に出会ってきたという。同店のコンセプトの一つに「誰も置いていかない」を掲げ、年内に子ども食堂の取り組みを始める予定。

 角石さんは「オープンして約1カ月。小学校時代の子どもや保護者なども多く訪れてくれ、やわらかくておいしいと食べてくれた。いろいろな活動を通して、人の目に留まり、多くの人が集う店にしていきたい」と話す。

 営業時間は18時~翌1時。

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