
周南市須金の「ふれあいプラザ須金」で8月20日、地域特産のブドウとナシを全国に届ける「須金ぶどう・梨ゆうパック出荷式」が行われた。
主催は日本郵便中国支社。式典には日本郵便中国支社長の砂孝治さん、周南市の藤井律子市長、須金ぶどう梨生産組合組合長の山本誠治さん、郵便局関係者や生産農家など約20人が集まった。
砂支社長は「厳しい暑さの中で丹精込めて育てられた果物を、心を込めて全国へ届けたい」と話す。藤井市長は「ナシやブドウはこの街の誇りであり、地域ブランドとして全国に多くのファンがいる。市としてもサポートしていきたい」と話す。この日は、テープカットや出発号令を行い、初荷を積んだトラックが出発した。
須金ぶどう梨生産組合は、周南市須金地区にある15の果樹農家で組織する任意団体で、ブドウ16ヘクタール、ナシ7ヘクタールを栽培し、通称「須金フルーツランド」と呼ばれている。山本組合長は「今年は日照に恵まれて、ナシはみずみずしく甘みが強く、ブドウも品種ごとに個性豊かな味に仕上がった。食べ比べて楽しんでほしい」と話す。
価格は、ナシが2.5キロ=4,180円、5キロ=5,730円。ブドウが1.2キロ=4,290円、2キロ=5,980円~、梨とブドウのセット=8,980円。申込期間は9月中旬まで(品種により異なる)。申し込みは、全国の郵便局や郵便局ネットショップで受け付ける。