
魚料理店「酒と魚 魁鮮(かいせん)」(周南市飯島町)の2号店」(周南市本町1)が10月1日、徳山駅前にオープンした。
店主の伊藤魁星(かいせい)さんは周南市や萩市の居酒屋で6年間の調理経験を積み、下松市内の鮮魚店での修業を経て2022年に独立し、カウンター席のみの「魁鮮」を開いた。
新店は徳山駅北口ロータリー近くの食パン店「奇人と変人」跡にある3階建てビルの1、2階部分。店内にはカウンター席とテーブル席を合わせて35席を設ける。店舗面積は36平方メートル。萩市の酒蔵「長門峡」の酒だるを再利用して作ったテーブルやドアを配置。「落ち着いた雰囲気の中で料理と酒を楽しめる空間に仕上げた」という。
メニューは、ホタルイカの沖漬け(400円)、フグの塩辛(600円)、魚のユッケ(1,300円)、タイかぶと煮(1,500円)、贅沢(ぜいたく)魚ユッケ(2,200円)、天海自慢の刺し身(2,400円)、天海の天ぷら盛り(1,900円)、牛すじポン酢(700円)、センマイ刺し(900円)、贅沢馬刺しユッケ(2,900円)、牛カツレツ(2,400円)、いくらご飯(1500円)など。
日本酒(1合=900円~、4合瓶=5,000円~)は、特約店や抽選販売で入手できる希少な品を中心に約80種類をそろえる。
ランチメニューには、「伝説のサラリーマン定食」(1,000円)、「漁師の賄い飯定食」(1,600円)、「天ぷら定食」(2,400円)、「天海自慢の海鮮丼」(2,500円)、「天海自慢の刺身定食」(2,600円)などを用意する。
伊藤さんは「周南の玄関口、徳山駅前の店として、日本酒の品ぞろえと新鮮な魚では絶対負けない店にしていきたい。若い力で盛り上げていきたい」と意気込む。
営業時間は、11時~14時、17時~23時。日曜定休。