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周南・地元で活動する脚本家にスポットを当てた朗読劇 「ゼロ時間」テーマに

礒嶋彰子さん(左から3番目)と出演者ら

礒嶋彰子さん(左から3番目)と出演者ら

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 演劇ユニット「ぜろカラ企画」が周南市梅園町のカフェ「ドクターズカフェ Came(カム)」で9月3日、朗読劇「KYAKUHONists BANQUET vol.1~ゼロ時間(キャクホニスツ バンケット)」を上演する。

公演のフライヤー

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 脚本家でもある礒嶋彰子さんが2007年に立ち上げた演劇ユニット。周南市を拠点に年1回のペースで演劇作品を「ゼロから企画」し、発表を行ってきた。

 今公演では「発表の場が少ない脚本家にスポットを当てたい」と、地元で活動する脚本家に呼び掛け、20~30分の短編作品を映像や音楽とともに、リーディング形式で披露する。

 磯嶋さんは「テーマは、日常に潜む『ゼロ時間』。ふとした瞬間、ゼロになる瞬間を各脚本家がどのように捉え、表現するか。また、それ瞬間を観客に投げ掛けてみたい」と話す。上演作品は、安井文さんの「ブレイクオンミルフィーユ」、津村二瀬さんの「世界はただ一滴の」、礒嶋さんの「古時計」の3作品。映像による演出は、映像作家の高下正明さんが担当する。

 磯嶋さんは「脚本家や読み手、地元にもこんな人たちがいるということを知ってほしいし、応援してほしい。演劇は都会に見に行くというイメージが強いが、都会から周南に見に来てもらえるような作品を披露していきたい」と意気込む。

 18時30分開場、上演時間は19時~21時を予定。チケットはドリンク・ケーキ付きで、一般=2,500円、学生=1,500円(当日は500円増し、未就学児入場不可)。定員は50人。申し込みは電話(TEL 090-8712-9559)とメールで受け付ける。

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