光市島田に11月15日に、炉端焼き店「旬炉(しゅんろ)山岡」(光市島田2、TEL 0833-74-0077)がオープンした。
社会福祉法人「光寿福祉会」理事長の河内山昇さんと建設会社「おおつか」(光市中央2)社長の冨士岡崇さんが共同オーナーを務める同店。
「自分たちが利用したくなるような店、近隣にはない業態の店」がコンセプト。店名の「山岡」は、河内山さんと冨士岡さんからそれぞれ一字をとり名付けた。日本料理店出身の料理長と元ホテルマンのスタッフが店を切り盛りする。
店舗は元ラーメン店だった2階建ての物件を全面改装し、設計施工は「おおつか」が担当した。店舗面積は53坪。1階は、オープンキッチンを囲むように囲炉裏(いろり)とカウンター席9席をゆったりと配置し、完全個室の特別室も備える。2階は最大40人に対応できる宴会場。間仕切りを動かすことで4人以上の個室利用にも対応する。
備長炭を使った炭火焼き料理は、串に刺した魚や肉を遠火でじっくりと焼き上げる「囲炉裏焼き」、焼き台を使い強火の遠赤外線で焼き上げる「炉端焼き」を提供する。囲炉裏焼きメニューは、「真イワシ」「長州鶏」(以上800円)、「連子ダイ」(1,200円)、「甘ダイ」(2,000円)、「ノドグロ」(2,700円)、「黒毛和牛ヒレ」(3,000円)など。炉端焼きメニューは、「瀬つきアジの一夜干し」(700円)、「萩産サバ開き」(900円)、「北海道産貝柱」(1,000円)、「厚切り牛タン」(1,800円)などを用意する。
このほか、「山岡特性ポテトサラダ」「長州鶏のから揚げ」「萩シラスの釜揚げだし巻き」「のどくろ茶漬け」(以上、800円)、「笠戸ヒラメのカルパッチョ」(900円)、「季節の天ぷら盛り合わせ」(1,200円)などを用意する。
コース料理は、1階で提供する炉端会席(6,000円~)と、2階の宴会場で提供する「博多水炊きコース」「もつ鍋コース」「山岡会席」(以上、4,000円)など。宴会コースは要予約。
冨士岡さんは「本当においしい物を提供していこうと旬や産地にこだわった。光市だけでなく、下松、周南からも食べにきてほしい」と話す。
営業時間は17時30分~22時30分。火曜定休。