周南市の徳山動物園(周南市徳山)で7月20日、夏休み企画展「ダータ博士の恐怖のキモアニ研究所」が始まる。
夏休みの期間中、子どもたちに生き物への関心や興味を持ってもらえるようにと、2011年から始めた企画展。これまで「ぞくぞく!ふしぎ動物キモだめし」をはじめ、ゴキブリとの触れ合い体験ができる「ゴキブリ展」や、動物たちの排泄物にスポットを当てた「うんこ展」などを開催し、SNSなどで話題を集めた。
2016年から同園が制作協力し展開された「キモい展」は、全国6都市で開催され、累計来場者数は20万人を突破した。
企画展担当者の小柳津未和さんは「さらにパワーアップし戻ってきた『キモい展』。その姿から、気持ち悪いアニマル通称『キモアニ』と敬遠されてきた生き物が、生態系にとって大事な働きをしていることを知ってもらえれば」と話す。
同展では、展示館を「ダータ博士」の研究施設に見立て、アカハライモリ、チャバネゴキブリ、アシナシトカゲ、タランチュラなどの生体22種類740点を、G研究室、ヘビ研究室、奇蟲研究室など各ゾーンに分け、展示し紹介する。
小柳津さんは「机の引き出しやポリバケツの中など、随所に『キモアニ』を忍ばせ、仕掛けを施している。ダータ博士の残したメッセージを読み解きながら楽しんでほしい」と話す。
開園時間は9時30分~16時30分。夜間開園の8月11日~15日・18日・25日は20時まで。