バー「dram(ドラム)」(周南市新町2)が周南のPH通りにオープンして3カ月がたった。
周南のバーなどで20年経験を積んだ店主の村岡学さん。ウイスキー好きが高じ、世界各国のウイスキーを扱う店として5月16日に開いた。店名のdramは、モルトウイスキー発祥の地とも言われるハイランド地方の言葉であるゲール語で「飲む」や「一杯」を意味する。ウッディー調の店内は、村岡さん自ら1カ月かけて内装を施し、大人の隠れ家のような落ち着いた空間に仕上げた。席数はカウンター6席、テーブル8席。
ウイスキー(540円~)は、ジャパニーズ、スコッチ、バーボン、アイリッシュ、カナリアンなど300種類を用意。「本日の一本」では「ヴァージン・バーボン10年」(960円)といった製造中止による終売品や限定品などの珍しいウイスキーを日替わりで振る舞う。ハイボール(580円~)は、メニュー内のウイスキーから選んで注文できる。村岡さんは「暑い夏にはソルティハイボールがお薦め。ほかにもフルーティなハイボールやスモーキーなハイボールなど、好みに合わせて作る」と話す。ミカンや桃、山桃などの和風果実酒(540円~)やカクテル150種類、ノンアルコールドリンク(480円~)50種類も用意する。
食パン半斤にバターと蜂蜜をかけて焼き上げた「ハチパン」にアイスをのせた「ハチパンアイス」(640円)や「ハチチョコパン」(700円)、「本日のパフェ」(580円)などのデザートや、「ポークジャーキー」(420円)、「合鴨(あいがも)ジャーキー」(520円)、「そら豆フライ」(280円)などおつまみもある。
村岡さんは「のんびり一人飲みでの利用や、飲み会などの待ち合わせや2次会、3次会など、気軽に立ち寄っていただけたら」と呼び掛ける。
営業時間は19時~翌2時。