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周南・三丘に小さな食堂「タベルナタベタ?」 子どもや大人が憩う場所に

コブミカンの香りと爽やかな辛さが特徴の「グリーンカレー」

コブミカンの香りと爽やかな辛さが特徴の「グリーンカレー」

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 カフェダイニング「タベルナタベタ?」(周南市小松原、TEL 0833‐48‐8082)が8月22日、周南市小松原にオープンした。

サバの干物の「魚結び」や鶏ハムをセットにした「魚結び膳」

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 店名の「Taverna(タベルナ)」はイタリア語で小さな食堂を意味し、店主の長畠麻欣子さんは「老若男女いろいろな人が集まる場所で『ご飯は食べた?まだなら食べにおいで』と世話焼きおばさんが出迎えるような温かい店にしたいという思いから付けた」と話す。

 店舗はもともと歯科医院だった空き家を、友人や地域の人に協力を得ながら改修。厨房(ちゅうぼう)が見えるカフェスペースの奥には、竹天井の和室があり、畳にはちゃぶ台や座布団が置かれ「昭和初期をイメージした」空間が広がっている。カウンター席5席、テーブル席10席。

 「健康」「発酵食品」「漬ける」をキーワードに、地元食材を使った料理を提供し、「本日のカレー」(700円)では、コブミカンの香りと爽やかな辛さが特徴の「グリーンカレー」を、「本日のごはんパフェ」(500円)では、プラスチックカップに層のように盛り付けた「タコライス」などを提供する。冷やしだしをかけて食べる「魚結び」や低温調理した鶏ハム、卵焼きなどをセットにした「魚結び膳」(700円)などもある。

 「かき氷」(400円)は、長野から取り寄せた「信州ゆず」「信州千曲のあんず」「信州りんご」など人工甘味料、保存料、着色料なしの100%果汁のシロップや「自家製黒蜜」「自家製昔みぞれ」「西尾のお抹茶」などを用意する。プラス50円で自家製練乳を追加できる。

 ドリンクは、アップルシナモンティーや梅ソーダ、赤しそジュースなどの「自家製果汁シロップ」や、柳井のコーヒー専門店「フジヤマコーヒーロースターズ」の水出しアイスコーヒー(以上、350円)などを用意する。

 「地域の子どもたちとそれを見守る大人たちが、気軽に集える場所にしていきたい」と長畠さん。「ゆくゆくは夜間もやっていきたい。家事を終えたお母さんたちにゆっくりお酒を楽しんでもらえたら」とも。

 営業時間は、12時~18時。日曜~火曜定休。駐車場は、旧JA三丘支所の5台が利用できる。

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