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下松・笠戸島でバーベキュー教室 苦手な野菜に「甘い、おいしい」の声

母の手を借りながら「バーベキュー串焼き」を作る男児

母の手を借りながら「バーベキュー串焼き」を作る男児

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 「バーベキュー教室」が8月23日、下松市笠戸島家族旅行村のバーベキューガーデンで開催された。

苦手なピーマンの丸焼きにかぶり付く女児

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 「JA周南」(下松市西柳2)が主催。「食」の大切さ「農」の尊さを体験することを目的に、「ちびっこ倶楽部(くらぶ)」に登録する親子30人が参加した。

アウトドアイベントなどを企画する下松商工会議所ブランドプロジェクト委員会の山下圭三さんを講師に迎え、肉とミニトマトとズッキーニのバーベキュー串焼きやサケと野菜のホイル蒸しを親子で調理。衛生面などバーベキュー料理を作る上での注意点や、野菜や肉の調理法や串の挿し方や焼き方などを教わった。

 小学2年の男児が野菜や肉を串に刺す様子を見て、母親は「これを機にお手伝いをしてくれるようになったら」と話した。料理が焼き上がると子どもたちは思い思いに、肉や野菜を頬張った。

 皮付きトウモロコシやピーマンの丸焼き、オレンジやバナナ、パイナップルなど焼きフルーツも振る舞われ、地元野菜やフルーツの意外な食べ方やおいしさに、目を丸くする親子もいた。苦手なピーマンの丸焼きを食べた小学5年の女児は「甘い、おいしい」と声を上げ、一緒に参加した母親も喜んでいた。

 「平成30年7月豪雨」の影響で私道の2カ所にがけ崩れができ、同施設は40日間休業していたが、8月11日に営業を開始。施設長の中村一紀さんは「笠戸湾を見下ろす絶好のロケーション。手ぶらでできるバーベキューメニューも用意しているので、気軽に利用してもらえたら」と呼び掛ける。

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