「いちじく祭り」が9月1日、田布施地域交流館(田布施町中央南1、TEL 0820-51-0222)で開かれる。
山口県内最大の生産量を誇る同町特産品であるイチジクを広くPRしようと開催する毎年恒例のイベント。現在出荷の最盛期を迎えており、同館にも毎朝多くのイチジクが店頭に並ぶ。同館マネジャーの鐘突久伸さんは「今年は雨が少ないのでイチジクの味がより一層おいしくなっている」と話す。
イベントでは、「黒いダイヤ」とも呼ばれ、糖度が高く稀少性があるという「ビオレソリエス」や同地域の主力品種「蓬莱柿(ホウライシ)」、「桝井ドーフィン」のイチジク3品種と、白あんと餅で完熟イチジク丸ごと包んだ「いちじく大福」(220円)や「いちじくジャムソフト」(350円)、「いちじく食パン」(230円)などを特別価格で提供。シロップ漬けのイチジクが入った「イチジクサワー」とイチジクジャムと黒あんを挟んだ「いちじく二重焼き」、「イチジク巻き(すし)」など当日限定の商品を含め、14種類の加工品を販売する。
鐘突マネジャーは「パック販売は、昨年より多い2000パックを予定。旬のイチジクと自慢のイチジクスイーツを味わってほしい」と呼び掛ける。
開催時間は8時~。売り切れ次第終了。