鹿児島県と山口県の地酒を飲み比べるイベント「薩長同盟in遠石会館」が11月17日、遠石会館(周南市遠石2、TEL 0834-32-2181)で開かれる。
明治改元から150年を祝って企画した同イベント。鹿児島県の焼酎と山口県の日本酒に合う料理を、両県の食材を使い薩長同盟に見立て、提供する。
鹿児島県からは焼酎「森伊蔵」「薩摩たなばた」「萬膳」「侍士の門」などを、山口県からは山縣本店(周南市)の「毛利」をはじめ、阿武の鶴酒造(阿武町)の「三好 Black 純米吟醸」「カンパネラ」「点と線」、長門市向津具の棚田米で作る「純米大吟醸むかつく」などの日本酒を用意する。
阿武の鶴酒造は、休眠状態だった酒造りを2016年、6代目蔵元・三好隆太郎さんが34年ぶりに復活させたことで注目を集める酒蔵。当日は、三好さんを会場に招き、復活の経緯や、酒造りへの思いやなどを聞く。
同イベントを企画した末岡宏暁さんは「明治改元150年を盛り上げるため、何かお手伝いできないかと企画した。当日は鹿児島、山口両県のおいしいお酒と料理を楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は19時~21時。参加費=8,000円。