フットゴルフ体験会が11月23日、「徳山国際カントリー倶楽部」(周南市四熊、TEL 0834-63-4111)で開催された。主催は中国フットゴルフ協会。
フットゴルフは、サッカー(フットボール)とゴルフを融合した新スポーツ。ゴルフボールの代わりにサッカーボールを使用し、ボールを蹴りながら直径21インチ(約53センチ)のカップを目指す。ゴルフと同じように合計打数の少なさを競う。2009年にオランダでルール化され、ワールドカップも開催されるなど国内外で急速な広がりを見せている。
フットゴルフ対応コースは全国で約15コース、西日本では現在、兵庫県のみ。12月中旬に18ホールの開設を予定する同ゴルフ場は、中四国・九州で初の対応コースとなり、アジア最長のホールや「爽快な」打ち下ろしや池越えを体験できるホールなどを用意する。
3日間開催された体験会では、12月にモロッコで開催されるワールドカップ・日本代表で防府市出身の安村翼さんが講師を務めた。初日は女性を含め14人が参加、ゴルフに準じたマナーやルールの説明を受け、3ホールを体験した。
同協会会長の橋本真治さんは「私たちにとって常設コースの設置は大きな一歩。ここ山口を中心に、西日本での認知度向上と競技人口の増加を目指したい。生涯スポーツとしての魅力を伝えつつ、将来のオリンピック競技化を見据え、選手の育成も行ってい行ければ」と意気込む。
プレー料は、平日=3,500円、土曜・日曜・祝日=は5,000円。ルール・マナー順守のため、講習を受けた協会員のみがプレーできる。会費は、初年度=5,000円、年間更新料=2,000円。