周南市が1月4日、市内在住のクリエーターを紹介する冊子「周南クリエイターポートフォリオ」の配布を始めた。
クリエーティブ産業創出プロジェクトの一環として配布する同冊子。地元や東京などの企業に市内在住のクリエーターを知ってもらい、新たなネットワーク形成を図るため、県デザイン協会(石丸真弓会長)に依頼して編集、制作した。
サイズはA5判。20ページにわたり、市内在住のグラフィックデザイナーやウェブデザイナー、映像作家、イラストレーターなどクリエーター45人と徳山高専、徳山大学、YICキャリアデザイン専門学校を紹介する。クリエーターの写真や仕事に対する思い、自己PR、作品、連絡先なども掲載する。
1000部発行し、徳山、新南陽商工会議所や熊毛町、鹿野町、都濃商工会、県デザイン協会などを通じて地元企業や首都圏の企業に配布する。
制作に携わったグラフィックデザイナーの土江孝さんは「主な印刷会社をはじめ、それぞれのジャンルで活動するプロのクリエーターや、クリエーター人材育成に尽力する学校まで網羅できる冊子ができた。新たな仕事につながるきっかけになれば」と意気込む。
市内クリエーターのインタビューなど紹介する特設サイトでは同冊子のデータ掲載も予定している。