光市立大和総合病院(光市岩田、TEL 0820-48-2111)で9月7日、「病院祭」が行われる。
1949(昭和24)年、国民健康保険診療施設として開設した同院。2004(平成16)年、旧光市と旧大和町の合併に伴い「光市立大和総合病院」に改称し、今年創立70周年を迎えた。地域住民と病院職員との交流を目的に開催する同イベントは、今年で9回目を迎える。
正面玄関ホールのメインステージでは、職員によるコーラスや、キッズダンス、島田人形浄瑠璃芝居保存会による人形浄瑠璃やマジックショー、ひかり吹奏楽団による演奏も披露される。
中央棟6階の小会議室では、同院の看護師・東風浦芳江さんと言語聴覚士・中村綾子さんが登壇し、尿道カテーテルや栄養チューブがない生活を送れるよう同院で行っている「管を抜く取り組み」をテーマに講演する。
小学生以上を対象とした「院内見学ツアー」や聴診、触診体験、包帯巻き体験が行える「ふれあい看護体験」や小中学生を対象にした「薬剤師の仕事体験」も行う。
南館1階外の旧保健センター前では、模擬店を用意し、たい焼きやポップコーン(以上50円)、夏野菜カレー(150円)、ジュースなどを販売する。
リハビリ棟1階の作業療法室では、手形アートでカレンダーづくりや革細工、折り紙を楽しめる工作コーナーや輪投げ、菓子釣りなどを用意する。
同院職員の吉岡京子さんは「お子さんを対象にした仕事体験をはじめ、肌年齢や骨密度測定、肝炎ウイルス検査など、日頃気になっている健康状態もチェックできるので、気軽に足を運んでいただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は、10時~14時30分。肝炎ウイルスチェック、院内見学ツアー、薬剤師の仕事体験は予約制。