下松・来巻の農園「21世紀フラワーファーム」(山口県下松市来巻 TEL 0833-57-4855)で12月10日、年末年始用の花のカサブランカやユリの直売が始まった。
下松市農業公園近くにある3.6ヘクタールの農場でブルーベリーやアスパラガスなどの青果や花の栽培を行う同農園。代表の藤田シゲ子さんなど6人で正月を彩る生け花や贈答品、お墓参り用など需要の高まる年末年始に合わせてビニールハウス2棟で栽培する。カサブランカやスカシユリ、キンギョソウなど6種類1万本の花を用意し、好きな花を選んで1本から購入できる。花の種類や環境にもよるが20日間程度は楽しめるという。
販売するのは、カサブランカ(350円~800円)、白・黄・ピンクのスカシユリ(120円~300円)、白・黄・赤・ピンク色のキンギョソウ(80円~)、グリーンカラー(100円~)、ヒマワリ(80円~)、葉ボタン(100円~150円)など。店頭価格より2割程度安いという。
農園での直売をはじめ、子どもたちへのブルーベリーの手摘み体験やアスパラガスやブルーベリーを使ったシフォンケーキやドレッシングの加工品製造販売などを積極的に展開する同農園。藤田さんは「一年を通じて農園に遊びに来てほしい。農業が盛んではないという下松のイメージを変えていきたいし、農業でこの地域を元気にしたい」と抱負を話す。
営業時間10時~16時。木曜定休。