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光市・岩田にバナナ直売所 熟成前の青バナナなど販売、スイーツのイートインも

青バナナの良さや食べ方など伝える吉田さん

青バナナの良さや食べ方など伝える吉田さん

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 光市産バナナや、ケーキ、パンなど加工品の直売所「森林の里」(光市岩田、TEL 0820-48-4560)が12月7日、光市岩田地区にオープンする。

熟成前の青バナナやスイーツなどの加工品

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 「ひかりバナナ」は、就労継続支援施設やデイサービス施設を運営するNPO「森林の里」が昨年11月から光市岩田地区で栽培している無農薬バナナ。これまで、農業振興拠点施設「里の厨(くりや)」やネットショップなどで販売していた。事務局長の吉田正富さんによると、地域の人々に「ひかりバナナ」のおいしさを広めるとともに、コミュニケーションがとれる場所になればとの思いから出店を決意したという。

 店内では、熟成バナナをはじめ、熟成前の青バナナやスイーツなどの加工品を販売するほか、10席のイートインスペースを用意する。

 吉田さんは「日本ではあまり流通していない無農薬の青バナナに可能性を感じている。青バナナは、フルーツである熟成バナナと違い、硬く甘さはないが食物繊維も多く、海外では野菜として料理にも使われている。イモのような味わいでコロッケにしてもおいしい」と話す。

 メニューは、「丸ごとバナナパン」(400円)、「バナナカスタードパン」(250円)、「バナナチョコロールケーキ」(1個280円)、「キャラメルバナナケーキ」(380円)、「紅茶とホワイトチョコのバナナマフィン」(220円)など。

 通常、300円~400円で販売している熟成バナナは、200円で販売する。「青バナナ」(200円)は、同店のみで販売する。

 吉田さんは「ひかりバナナがさらにおいしいスイーツに生まれ変わったので、たくさんの人々に味わってほしい。今後は青バナナを使った料理も提供し、おいしさ、料理としての扱いやすさを広めていきたい」と意気込む。

 営業時間は土曜=9時~12時。

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