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周南・須金に古民家カフェ 広場を併設、子ども連れがくつろげる店に

季節限定の「松茸うどん」

季節限定の「松茸うどん」

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 周南・須金に古民家カフェ「なかやさんち」(周南市須万)が11月27日、オープンした。

所有する山で採ったマツタケ

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 店主を務める田辺まゆみさんの実家で、土木建設業を営む「なかや」横にある築70年の古民家を改装し、オープンした同店。

 田辺さんは10年前、故郷である須金の土産物を作りたいと、須金の果物や食材を使ったパン・菓子など製造し、農協などで委託販売を行っていた。結婚・出産を経て、子育てする中、「周南には小さな子ども連れで行ける店が少なく、お母さんが子どもと一緒にくつろげる店があれば」との思いから、姉の藤井弘美さんと同店をオープンさせたという。

 席数は、ソファ席6席、テーブル席4席、座敷席9席。店舗横の敷地には子どもたちが遊べる遊具や砂場を設置し、テラスから子どもたちの様子が見られるようになっている。

 料理は、ヨモギ、コンニャクイモ、マツタケなど家族で収穫した物を使い、「肉うどん」(650円)、「小うどん」(380円)、「みそ田楽」(1個250円)、「おむすび」(100円)と、季節限定の「松茸うどん」(850円)などを用意する。

 パンメニューは、「あげぱん」(160円)、「コッペパンサンド」「あんホットサンド」(以上230円)、「ヨモギ食パン」(1斤=700円、半斤=350円)などを用意する。

 ドリンクメニューは、「コーヒー」(200円)、「アンパンマンジュース」(70円)、「ラムネ」(100円)など。

 田辺さんは「お母さんたちが気楽に立ち寄れる場所にしていきたい。子ども服の交換会もしているので、着なくなった服がある人や遊び着が欲しい人に利用してもらえたら」と呼び掛ける。

 営業時間は水曜・木曜=11時~15時。

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