米海兵隊岩国航空基地が3月16日、基地開放イベント「岩国航空基地フレンドシップデー2020」の中止を発表された。
5月5日の「こどもの日」に毎年開催している同イベント。米海兵隊岩国航空基地によると、新型コロナウイルス感染拡大を懸念し、「基地と地元である岩国の健康と安全を守ることに万全を期す対策」として中止を決定した。
昨年は約16万5000人が来場した。米海兵隊や海上自衛隊の最新戦闘機や航空機の展示やデモンストレーションなどが行われ、至る所で隊員らと交流し記念撮影をする様子や各部隊のステッカーやワッペンなどオリジナルグッズを購入するファンの様子などが見られた。
今年は2月4日に同イベントの開催を発表、オリンピックイヤーということもあり、女子ソフトボールやフェンシング競技アメリカ代表チームの事前キャンプ受け入れ地の岩国市ではさらなる国際交流が期待されていた。
米海兵隊岩国航空基地スタッフは「今年は中止となるが、今後のフレンドシップデーで地元の皆さまや国内の遠くからおいでになる皆さまを歓迎できることを楽しみにしている」と話す。