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下松市笠戸島・深浦に巨大サイコロ出現 公衆トイレ改装で

通称「サイコロトイレ」を塗り替える青年部メンバーら

通称「サイコロトイレ」を塗り替える青年部メンバーら

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 下松市笠戸島深浦にある公衆トイレが12月12日、塗り直され、巨大サイコロが出現した。

海近くにあるサイコロトイレ 塗装の様子

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 場所は、笠戸島を走る県道173号線の終点にある駐車場の一角。公衆トイレは、高さ2.4メートル、縦・横2.1メートルのコンクリート造のくみ取り式。下松市の記録によると、建てられた年や経緯は不明だが、市が1986(昭和61)年3月に譲り受け、以降、管理を行っている。ほぼ立方体の形にサイコロの目が描かれており、通称「サイコロトイレ」と呼ばれていたが、サイコロの目は汚れなどでほぼ消えており、見えない状態になっていた。

 塗装したのは、トレラン大会「くだまつ笠戸島アイランドトレイル」を主管する下松商工会議所青年部メンバーと下松市観光協会スタッフの7人。同大会のコース上にあり、ハイキングや観光の拠点となる駐車場にあることから、ランナーや観光客に心地よく使ってほしいとの思いから、市に塗装作業のボランティアを申し出た。

 作業は高圧洗浄機での汚れ落とし、下地塗り、仕上げ塗装と3日間にわたり行う。最終日となった12日は、ハイキングコースの環境整備とともに塗装を行った。

 下松市観光協会では今後、深浦地域をはじめ、笠戸島各所に観光看板の設置を予定している。作業に参加した同協会スタッフは「深浦のパワースポット・厳島明神の海上鳥居に続き、サイコロトイレも映えスポットとして観光客の皆さんに楽しんでもらえたら」と話す。

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