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周南・鹿野に「食堂たね」 元地域おこし協力隊が週替わり定食提供

来場を呼びかける杉のどかさん

来場を呼びかける杉のどかさん

 食堂「食堂たね」(周南市鹿野上)が6月21日、JA山口県鹿野支所向かいにオープンした。

週替わり定食「和風おろしハンバーグ」

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 店主は山口市出身で管理栄養士の資格を持つ杉のどかさん。大学卒業後、大阪市内の飲食店で経験を積み、山口県にUターンした。祖父母が暮らす鹿野に縁があったことから、2023年5月に鹿野・大潮地区の地域おこし協力隊に着任。大潮地区の直売所「大潮田舎の店」を拠点に新商品開発や情報発信に携わり、今年4月に任期を終えた。「自然のある場所で、その土地の物を生かす店を開きたい」と出店を目指した。

 店舗は5年前まで鮮魚店だった空き家を活用した。地域住民や建設業者の協力を得て約9カ月かけて改修したという。店舗面積は約160平方メートル。席数はカウンター6席含め計22席。店内の床や壁、カウンターの一枚板テーブルに杉材を使う。中央には「大テーブル」を設け、ワークショップなどに対応できるようにした。

 ランチは金曜始まりの週替わり定食(1,200円)を用意する。7月は「和風おろしハンバーグ」「チキンカツ」「夏野菜パスタ」「ちらしずし」を予定する。テイクアウト(800円)にも対応する。米は鹿野産を使い、野菜は地元農家から季節の物を仕入れる。ドリンクはコーヒーと紅茶(以上300円)を用意。スイーツは、プリン(300円)、白玉フルーツポンチ(350円)、ベイクドチーズケーキ、ガトーショコラ(以上、400円)などを用意する。

 店名の「たね」には、種から育った物を使うことと、地域の営みを次の世代へつなぐ意味を込めた。杉さんは「鹿野の人たちから、飲み屋をはしごできた時代や商店が並んでいた頃の話を聞いてきた。地域の歴史や思いを受け継ぎ、外に出た子どもたちが戻って来たくなるような場所にしたい」と話す。

 杉さんは「今後はワークショップなどのイベント開催も視野に入れたい。地元の人に喜んでもらうことを第一にしながら、外から来る人にも鹿野を知ってもらいたい。いろいろなコミュニケーションが生まれる場所にしていけたら」と話す。

 営業時間は11時~15時。水曜・木曜定休。

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