周南市が4月1日、子育て支援アプリ「はぴはぐ」をリニューアルした。
市は2015(平成27)年、同名称の子育て支援アプリを開設し、子育てに関する情報を発信していた。今回、子育て世帯へのさらに充実したサポートを目指し、市独自の情報発信と共に利用者自身が記録・管理できるアプリへとリニューアルした。
同アプリは、「エムティーアイ」(新宿区)が開発した母子手帳アプリ「母子モ」をベースにしたサービス。妊産婦と子どもの健康データの記録や、出生日に応じた予防接種日のスケジュール管理、子どもの写真やコメントを家族と共有できる。
市独自の機能として、育児に関する地域情報の発信や、医療機関、公園・幼稚園・保育園など子育て施設の検索もできる。コロナ禍で対面支援に不安を抱える保護者には、同アプリを通じたオンライン相談も提供する。
こども・福祉部あんしん子育て室の佐藤桂子室長は「家族で子どもの写真を共有しながら、必要な情報を入手したり、予防接種のスケジュールを管理したり、紙媒体の母子手帳と併用して活用していただけたら」と呼び掛ける。
同アプリは、紙の母子健康手帳を補完するもので、健診や予防接種の際には、紙媒体の母子手帳が必要となる。スマートフォン・タブレット端末・パソコンに対応。利用無料。App StoreまたはGoogle Playから「母子モ」で検索しダウンロードする。