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周南の洋食店「アラスカ」に創業60周年記念メニュー

来店を呼び掛ける2代目店主昭秀さん夫婦と3代目浩さん(左)

来店を呼び掛ける2代目店主昭秀さん夫婦と3代目浩さん(左)

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 今年で創業60周年を迎えた洋食店「アラスカ」(周南市銀座2、TEL 0834-21-1113)が現在、記念の限定メニューを提供している。

ディナーメニュー「アラスカ洋食デラックス」

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 1962(昭和37)年、初代店主の佐藤常雄さんが周南市銀座の地下食堂街「テアトル18番街」に創業した。現在は、2代目店主佐藤昭秀さん夫婦と、昨年代替わりし3代目となった次男の佐藤浩さんとともに、創業当時から続くこだわりの洋食を提供し、長きにわたり地元住民に親しまれている。

 今年60周年を迎えたことから、1月から記念企画を始めた。今年12月まで1年間、1日先着6人に月替わりのメニューを60周年にちなんだ特別価格(600円)で提供する。3月は、スープとミニサラダがセットになった「イタリアンスパゲティセット」(通常=1,450円)を用意する。

 浩さんは「父も80歳を超え、一時は閉業も考えていたが、うちほどおいしい洋食店はなかなかない。絶やしてはいけない」と継ぐことを決意したという。昼営業では、昭秀さん夫婦と浩さんが、ハンバーグ定食やカニクリームコロッケ定食、スパゲティ、ピラフなどの定番メニューを提供し、夜営業は、浩さん夫婦が、「ミルフィーユハムカツ」や「洋食デラックス」など、新メニューなどを取り入れながら提供する。

 浩さんは「アラスカのこだわりは、自家製のデミグラスソース。ドレッシングやマヨネーズなども全部手作りしている。こだわりに間違いがないから60年間続いた。地元の人々に愛され続けた昔からの味を守りながら、一生懸命コツコツと続けていきたい。これからも、おいしいと言ってもらえるような味を提供していきたい」と話す。

 営業時間は、11時~14時、17時~19時30分。月曜(月2回)・火曜定休。

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