周南市の「まちなか共創センター」が4月1日、徳山駅前賑(にぎ)わい交流施設3階(周南市御幸通2)にオープンした。
中心市街地の活性化を目的に周南市が開設した。
室内面積は約132平方メートル。周南公立大学のサテライトオフィスや徳山駅周辺の施設管理窓口として機能する。室内にはミーティングスペースを設け、学生の交流やイベントの打ち合わせなどの用途で一般の人も使用できる。
周南公立大学では、リカレントやリスキリング教育、子どもの学びの場の創出などを計画する。
徳山駅周辺施設の管理窓口は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(東京都渋谷区)と野村緑建(周南市西松原1)、トラストパーク(福岡市)の共同企業体「周南ツナガルコンソーシアム」が担う。駅前広場や自由通路、代々木公園、若葉公園、青空公園などを管理運営する官民連携事業の窓口として運営するほかイベント開催の支援などを行う。
同市の貞長正浩さんは「手続きが効率的になることで、イベントが継続的に開催され町の活性化につながると期待する。センターは開設して数日がたち、先日は市民団体の人が立ち寄ってくれた。町中の窓口として施設の認識が広がっていけば」と話す。
営業時間は9時30分~22時。