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周南公大起業部が新入生歓迎 キッチンカー7台が食事提供

キッチンカーに並ぶ新入生ら

キッチンカーに並ぶ新入生ら

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 周南公立大学(周南市学園台)の起業部「ゼブラクラブ」のメンバーが4月5日、新入生を歓迎する「歓迎マルシェ」を開催した。

周南公立大学起業部「ゼブラクラブ」のメンバー

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 昨年4月に発足した起業部「ゼブラクラブ」のメンバー11人が企画。同部は地元企業6社から協賛金を募り、地元のキッチンカー事業者に出店を依頼。4月4日に行われた入学式で、新入生に1食無料で購入できる引き換えチケットを配布した。

 同日、構内4号館付近にキッチンカー7台が出店し、チキンバターカレーやオムハヤシ、ミートパスタ、クレープなどを提供した。昼休みになると1年生は、引き換えチケットを手に思い思いのキッチンカーに並び、キャンパスは和気あいあいとにぎわった。

 入学式で友達になったばかりと話す、佐賀、栃木、富山出身の女子学生グループは「1人暮らしだから料理を作るのも大変。無料なのはありがたい」「地元にはクレープ屋さんが近くになかったのでうれしい」と口々に話し、大学で食べる「初めてのランチ」を楽しんだ。

 「ゼブラクラブ」部長の松添栞士郎さんは「入学したばかりは右も左もわからず不安も多いと思うが、おいしい昼ご飯を食べて、大学生活を楽しんでほしい」と話し、同部の活動について「企業と学生をつなぐことで地域を活性化し、地元で働く若者を増やしていきたい」と意気込む。

 同大学によると、今年度の入学生は、経済学部と福祉情報学部合わせて341人。このうち、262人は県外出身者で、全国47都道府県から集まっているという。

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