カフェ「りんごの森」(光市浅江3、TEL 090-4143-8212)が12月19日、オープンした。
店主の原田朝子さんは、昨年12月に定年退職し、新たなライフワークを考える中で「第2の人生を楽しく過ごしたい」と、以前から興味があったカフェの開業に踏み切ったという。
場所は、ラーメン店「瀬戸内ラーメン大島」の隣。ナチュラルテイストな店内は全て家族の手作りで、壁に設置したダミーのドアや窓、リメイクされた家具などは、昨年3月から原田さんの夫が仕上げた。席数は16席。
店名は、NHKのテレビアニメ「スプーンおばさん」(1983年~1984年)の舞台となった「りんごの森」から名付けた。原田さんは「『スプーンおばさん』のように前向きで明るく『夢色の小さなスプーンに一滴(ひとしずく)愛を乗せて』料理を提供したい」と話す。
ランチメニューの「パニーニセット」(1100円~)は、「エビとアボカド」、「ベーコンとはなっこりー」、「豚の角煮と卵」、「牛すじカレーとチーズ」から選べ、スープとサラダ、ドリンク、デザートが付く。ドレッシングやスープ、カレーに使う炒め玉ねぎなどすべて自家製。具を挟むパンは、パン店「CHEZ L'AMIJOT(シェ ラミジョ)」(光市虹ケ丘2)の特製。ほかに「りんごの森カレーセット」(1200円)、「牛すじカレーセット」や「焼きカレーセット」、「豚の角煮丼セット」(以上、1300円)がある。
デザートメニューは、プレーン、抹茶、チーズから選べる「シフォンケーキ」(400円~)、「まるごと焼きりんご」(700円)、「シフォンパフェ」(650円)など。
ドリンクメニューは、「ホットコーヒー」(400円)、「キャラメルマキアート」(450円)、「アップルティー」(400円)などを用意し、テークアウトにも対応する。
ハンドメード作家「ainoiris.(アイノイリス)」さんのアクセサリーやバック、刺繍雑貨なども販売する。
原田さんは「いわゆるマムズキッチン。家族同様、お客様にも体にいいもの食べてもらうため、手をかけて作っている。若い人たちに楽しい時間を過ごしていただけたら」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、月曜~水曜=9時~17時ラストオーダー。金曜、土曜=9時~19時ラストオーダー。木曜、日曜定休。