内藤酒店(光市三井6)土産部門「kazu」スタッフの内藤和子さんら三井(みい)地区の女性3人が2月24日、地元産食材を使ったサブレ「光サクレ」の販売を始めた。
光市が進める「光ブランド創出事業」として、「光」の名前や地域資源を活用した土産品を開発する支援制度「光ブランド創出事業補助金」を活用し開発された。商品化は3例目。
同商品は、市の花の「梅」をモチーフに三井産のハチミツと牛島(うしま)産の塩など使って作ったサブレで、ラインアップはハチミツ、チョコ、抹茶の3種類。
内藤さんがプロデュースし、菓子店「ミルデリス」(光市三井5)店主の阿部恭子さんが製造、「しろくまグラフィックス」(光市三井6)のデザイナー・堀友貴さんがパッケージデザインを担当した。
3人は、光市の食材を使ってなにか土産になるものは作れないかと考えていたところ、同支援制度を知り、6月に申請。地元産の塩をトッピングとして使うより、隠し味で使うほうがいいのではないかなど、試行の末、商品化にこぎ着けた。
内藤さんは、「商品名はサブレの『サクサク』とした食感と、梅の花が『咲く』という語呂を合わせて『光サクレ』に決めた。親しみやすく、食べやすいサブレに仕上がった。ちょっとした手土産に使っていただけたら」と話す。
価格は1枚=80円、3枚入り=580円、6枚入り=1,200円。「内藤酒店」「ひかり花館」「ミルデリス」で販売する。