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光市大和で「ひかりふるさとまつり」 地産地消の餅まき2万4000個

特設やぐらから餅を投げる様子

特設やぐらから餅を投げる様子

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 光市大和総合運動公園(山口県光市岩田)で11月20日、「ひかりふるさとまつり」が開かれた。

餅を拾いに多くの人が集まる会場

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 「伝えよう郷土の味と実りのよろこび」をテーマに、地産地消による地元の農林水産業の振興、郷土の文化や地域全体の活性化を目的とした同イベント。2万3000人が集まり、地元野菜の販売や地元食材を使った飲食ブースには行列ができた。

 ステージでは石城太鼓「石城太鼓保存会」による和太鼓演奏や「光市周防もちつき保存会」による餅つきに歓声が上がり、「岩国藩鉄砲隊保存会」による迫力ある火縄銃の銃声に来場者は拍手を送っていた。

 この日一番の盛り上がりを見せたのが「日本最大級の地産地消もちまき」。光市産のもち米を8俵分、2万4000個以上の餅を用意した。弁当の製造販売や特産品開発を手掛ける「工房HaHa(はは)」や光市生活改善実行グループ連絡協議会、青空グループらの手によって深夜2時から準備した。

 14時30分の開始時には、少しでも多くの餅を取ろうとビニール袋を持って多くの人が集まった。グラウンド中央に高さ約2.5メートルの餅まき専用の特設やぐらを設置し、小学生向けにステージ前会場も用意。森重正一光市副市長の第一投を皮切りに約30人の投げ手が一斉に投げ始めると、会場は興奮に包まれ、参加者からは「こっちへ投げて」と両手を振りながらアピールしていた。2万4000個用意した餅はわずか5分でまき切った。両手いっぱいに餅を持つ人や、「3つしか取れなかった」と下を向く小学生の姿も。下松市から参加した小学生は「家族みんなの餅をゲットしたので大満足。きな子餅にして食べたい」と笑顔を見せた。

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