下松市に本社を置く菓子製造販売会社「ほうえい堂」(藤光町2、TEL 0834-63-2840)が5月17日、下松市役所で新商品「山口弁まんじゅう」のお披露目を行った。
山口名産のういろうをはじめ、和菓子などを製造、販売する同社。新たな商品開発を目指し、昨年末にレーザー加工機を導入。周南地域地場産業振興センターや山口県産業技術センターから支援を受け、まんじゅうの表面にレーザー加工機で焼き付ける商品を開発した。
同商品は、蜂蜜入りのバター生地に「おいでませ(ようこそ)」「元気しちょる?(元気にしている?)」「せんないのぉ(めんどくさいな)」「ぶちええのぉ(すごく良いな)」「それっちゃ(そうなのよ)」など12種類の山口弁を話すキャラクターをあしらう。餡(あん)は、夏みかん、イチゴ、チョコ、お茶の4種類。
金重嘉宏社長は「アクリルや木材用に開発されたレーザー加工機だったため、やわらかいまんじゅうの表面に合わせて調整するのに苦労した。山口のお土産として、人気商品になるよう努めていきたい」と意気込む。
価格は、1個=108円、6個入り=766円、12個入り=1,436円。
オリジナルのメッセージや画像をまんじゅうに焼き印できる「オリジナルメッセージまんじゅう・オリまん」(1個=120円)も10個から受け付ける。
ほうえい堂下松本店、新南陽店(周南市政所)、美和店(岩国市)、防府店(防府市)、下松サービスエリア(下松市切山上)で販売する。