竹灯籠などで幻想的な雰囲気を演出する「灯花祭(とうかさい)」が10月19日、光市の冠山総合公園(光市室積村)で開催される。
今年で17回目を迎える同イベント。主催は、冠山総合公園と協力団体による実行委員会。毎年、「和」をテーマに同園内の修景池や日本庭園周辺を、約6千基の竹灯籠(とうろう)などで演出する。昨年は約3900人が来場した。
修景池には、梅の花や光市の市章に見立てた竹灯籠4基を浮かべ、ぼたん園付近には、大小の竹を組み合わせた大型竹灯籠を2基設置するほか、日本庭園の園路沿いや石段にも竹灯籠を並べる。
イベント広場・ステージでは、児童合唱団ひかりによる合唱や南米民族音楽・愛好家グループ「CAMPESINOS(カンペシーノス)」による演奏が披露されるほか、飲食ブースでは、焼きそばやもち串を販売する。会場内に灯篭で「花」の形を描き、何の花が描かれているか当てるクイズ大会もある。
同園管理事務所の福永千恵さんは「昼間とは一味違う幻想的な光景を楽しみに、家族や恋人と一緒に足を運んでいただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は18時~20時30分。