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「山口県カレー豆本」刊行 県内42店を食べ歩き紹介

カレー豆本で紹介される「喫茶10」で豆本をPRする平さん 

カレー豆本で紹介される「喫茶10」で豆本をPRする平さん 

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 「まちづくり広報の助っ人」として活動する周南市中心市街地活性化協議会アドバイザーの平義彦さんが9月15日、山口県内のカレー情報をまとめた書籍「山口県カレー豆本」を刊行した。

手のひらに収まるA6サイズの冊子「山口カレー豆本」

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 今年4月に刊行した徳山駅周辺のグルメ情報をまとめた「徳山駅旅 グルメ豆本」の好評を受け、2冊目として国民食と呼ばれるカレーに注目し企画した。

 長崎県出身の平さんが県内各地で地元民に聞いたお薦めのカレーを、大学生ライターやアマチュアカメラマンなどと実際に食べ歩きながら取材。山口県内12市1町にある42店のカレーを掲載する。

 「Queen's Curry(クイーンズカレー)」(山口市)や「knot(ノット)」(山口市)「かくれ椿」(萩市)などカレー専門店や、「ミラマハル」(下関市)、「シバ本店」(山口市)などインド料理店のカレーを紹介するほか、「街カレー」と呼ばれるカフェや喫茶店で提供されるカレーや、カレーパンやカレーうどんも掲載する。番外編として、ラーメン店「鶏そばカヲル」(周南市栄町2)の期間限定のカレーラーメン(980円)、まかない飯として誕生したお好み焼き店「やすきゅう」(周南市桜馬場通り)のカレー焼きそば(800円)なども取り上げる。

 A6判カラー58ページ。発行部数は5000部。価格は300円。徳山駅前図書館・蔦屋書店や宮脇書店徳山店、明屋書店ゆめタウン徳山店など県内書店20店舗などで販売する。

 来春に山口県パン・スイーツ豆本の出版を予定する平さんは「地元の人は地元の食の魅力について案外気づかないもの。コロナとの共存社会となる中で、豆本をきっかけに地元の名店に気づき、県内をグルグルと食べ歩く新たな流れを生みだしてみたい」と意気込む。

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