山口県内産の地酒を飲み比べるイベント「地酒横丁」が10月3日、青空公園(周南市飯島町)で開催される。
例年秋に、徳山港周辺で開催するイベント「周南みなとまつり ミナトのミーツ」の一環。新型コロナウイルス感染症の影響で、イベントが軒並み中止となる中、感染防止対策を徹底した上で、地域全体を盛り上げようと企画した。主催は、周南観光コンベンション協会(周南市みなみ銀座1、TEL 0834-33-8424)を主管とした実行委員会。
山口県産の日本酒は、昨年まで12年連続で出荷量が増えていたが、新型コロナウイルス感染症の影響により3月~5月間の出荷量が半減していた。今年は、出店を山口県内の酒蔵19蔵元に絞り、来場者に飲み比べを楽しんでもらうことで各酒蔵を応援する。
出店蔵元は、周南市の「山縣本店」「はつもみぢ」「中島屋酒造場」、下松市の「金分銅酒蔵」、山口市の「新谷酒造」「金光酒造」、萩市の「澄川酒造場」、岩国市の「酒井酒造」「旭酒造」「八百新酒造」、美祢市の「大嶺酒造」などの19蔵元。
会場では、フグや鶏の唐揚げ、肉いなり、ラーメン、きゅうりの一本漬けなど、市内飲食店によるおつまみの販売を予定する。
実行委員会の田中千秋さんは「山口県産のおいしい地酒や市内居酒屋のおつまみがそろっているので、昼から楽しんでいただいでいただけたら」と呼び掛ける。
イベントは、3密を避けるため2部制(1部=11時30分~14時、2部(売り切れ)=15時30分~18時)で開催。チケットは、1枚2000円。地酒10杯を飲み比べでき、フェースシールドと飲料水も付く。前売り券のみで、周南市観光案内所「まちのポート」(みなみ銀座1)と「山田屋酒舗」(有楽町)、「リカーショップ くすのき」(楠木2)、「中嶋酒店」(久米)、「山本屋」(政所3)の市内酒店で販売する。当日券の販売は行わない。