周南経済新聞の2021年上半期のヘッドラインニュースPV(ページビュー)ランキングは、「徳山駅前に食パン店『奇人と変人』 ビル壁面に巨大看板人面パン現る」が1位に輝いた。
動揺し、そっと扉を閉じてしまった飼育員の転さん(左)とアイ(中央)、ツイッター担当の橋本獣医
福岡県行橋市の本店に次ぐ2店舗目として、4月20日にオープンした同店。運営するAGURAホールディングス社長の川端康正さんを「奇人」に、食パン専門店を全国でプロデュースする岸本拓也さんを「変人」と称したユニークな店名と、二人の顔が描かれた巨大看板で注目を集めた。出店のきっかけは、川端さんが市内の病院関係者から食パン300本の注文を受け、周南市を訪れたことから。オープン以来、完売が続く人気店となっている。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 徳山駅前に食パン店「奇人と変人」 ビル壁面に巨大看板人面パン現る(4/20)
2. 周南に「焼肉 みほり峠」 レーンで配膳する非接触型店舗に(1/14)
3. 元サッカー日本代表の久保竜彦さんが光市でカフェ出店 自家焙煎コーヒー提供(6/16)
4. 周南桜木にホビーショップ 夫婦で出店、アニメグッズやフィギュア販売(1/15)
5. 下松のガソリンスタンドにラーメン店「麺屋兄貴」 ピザ&ベーグル店が業態変更(6/18)
6. 周南「こむぎさんちのパン」、中心市街地へ移転 イートインも可能に(1/12)
7. 徳山動物園がメンフクロウの性別を訂正 雄のはずが産卵「飼育員どよめく」(4/5)
8. 周南・政所に自家焙煎コーヒー店 東京からUターン、地域に根差した店目指す(5/13)
9. 徳山駅近くの居酒屋「まるとく」 屋台時代と合わせ43年、惜しまれつつ閉店(2/26)
10. 周南に夫婦経営のビストロ ソムリエのシェフが酒と共につまめる洋食を提供(3/11)
3位に入った記事では、元サッカー日本代表の久保竜彦さんが光市室積に移住しカフェを出店、地元住民らと談笑しながらコーヒーを提供する様子を伝えた。
7位は、徳山動物園で飼育するメンフクロウのアイが、雄と発表されていたにもかかわらず産卵した話題。卵を不思議そうに見つめるアイの写真とともに伝えた記事は、全国ネットのニュース番組などでも取り上げられ注目を集めた。
2位の「焼肉みほり峠」と5位の「麺屋兄貴」は業態変更、9位の居酒屋「まるとく」は閉店を伝える記事だった。
下半期も、コロナ禍でも変化を続ける周南エリアのホットな話題をいち早く伝えていきたい。