周南市立徳山駅前図書館に3月14日、屋外キッズスペース「あそらぼテラス」が設置され、オープニングセレモニーが行われた。
同図書館が、今年2月からボートレース徳山と連携し展開している地域活性子育て応援プロジェクト「あそらぼ」の事業の一環。2階のキッズライブラリー前のテラスに、一般財団法人「BOATRACE振興会」の協力を得て、大型木製遊具を設置した。
設置された遊具はボーネルンド社製で、約3メートル30センチの船型遊具の「森の湖のボート」と、木製の椅子を小さな丸太のスツール10台で囲んだ「おとぎ話の王座」、鉄琴のように音が奏でることができる「ミュージックプレイパネル」の3種類。対象年齢は2歳~5歳。
同日、オープニングセレモニーが行われ、徳山中央保育園の園児らが参加。園児たちは「おとぎ話の王座」での絵本の読み聞かせを体験後、新しく設置された遊具で思い思いに遊んだ。船型遊具で遊んでいた園児は「絵本に出てきた船にそっくりで驚いた。また遊びに来たい」と笑顔を見せていた。
同図書館とボートレース徳山では3月の各週末に大型遊具や知育玩具を使った「あそらぼ」イベントを開く。
16日・17日は同図書館で、寒天を使ったボーネルンド社製粘土「かんてんネンド」を使ったワークショップと、回転運動を通じてバランス感覚を育てる運動遊具「サイバーホイール」の体験イベントを開催する。
23日・24日はボートレース徳山の中央スタンドで、「サイバーホイール」や大型ブロック「イマジネーションプレイグラウンド」などの体験イベントを開催する。
30日・31日は同図書館交流室1で、ブロックとレールを積み上げビー玉が通るコースを組み立てる知育玩具「クアドリア」体験を行う。