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柳井のプロレスリング「ドロキーズ」で初の興行 プロレスを身近に

観客の目の前で繰り広げられる白熱した戦い 

観客の目の前で繰り広げられる白熱した戦い 

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 プロレスのリングを常設する「DROKEE’S YANAI RING(ドロキーズ)」(柳井市新庄)で10月27日、プロレス大会が初開催された。

スタン・ハンセン選手とのサイン会を呼び掛ける山村店長

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 たこ焼きやから揚げなどのテークアウト販売のほか、プロレスラーとの交流会や大会などを企画する「プロレス&ファストフード DROP KICK(ドロップキック)」(光市花園1、TEL 0833-48-9184)が運営する同施設。これまでプロレス大会や交流会の開催時、会場やリングの手配に苦労することが多く、自前の施設、リングを持ちたいとの思いから9月15日にオープンした。田園地帯にある倉庫を借り上げ、プロレスリングを中央に配置、2階のステージから入場する選手を演出するスモークや照明、音響設備などを備える。

 この日は、崔領二選手が主宰する団体「ランズエンド」の山口大会が行われ、熱狂的なプロレスファンや女性グループ、小さな子ども連れの家族など約120人が来場した。試合は、崔選手・ボディガー選手対GAINA選手・ウエザイル選手をメインに全4試合が行われ、トップロープからの豪快な大技やレフェリーの目を欺きながらの反則技、コミカルな掛け合いからの場外乱闘など、歓声や悲鳴、笑い声に包まれ、満員の会場は盛り上がりを見せた。

 プロレス試合を初めて観戦したという光市の小学5年生の女の子は「選手の筋肉がすごかった。投げたときの音がとても大きく、迫力があった」と話す。

 ドロップキック店長の山村佐千子さんは「選手との近さもあり、会場に一体感が演出できた。プロレスの楽しさ、すごさが伝わったのでは。地方であっても、選手とふれ合い、プロレスを身近に感じられる場所を提供できれば」と話す。

 今後は、練習用としてリングの貸し出しを行う予定といい、来月17日は、プロレスラーのスタン・ハンセン選手を招き、サイン会や2ショット撮影会を開く。開催時間は12時から。参加費は、一般=3,500円、中高生=2,000円、小学生以下=1,000円。

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