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周南・大道理で「大道理芝桜まつり」 満開の見ごろは4月中旬の見込み

来場を呼びかける大道理百笑倶楽部の兼平会長

来場を呼びかける大道理百笑倶楽部の兼平会長

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 「大道理芝桜まつり」が3月31日から、周南市大道鹿野地(おおどおりかのじ)地区で始まる。

「かのじ」の文字を描くシバザクラ(昨年の様子)

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 主催は、同地区の農家による市民グループ「大道理百笑倶楽部(ひゃくしょうクラブ)」。2008(平成20)年から地域おこしの一環として、棚田の斜面にシバザクラを植栽してきた。毎年、開花する時期に合わせて「大道理芝桜まつり」を開催している。開花時には、約1万2000平方メートルの敷地に約12万株のシバザクラが咲き誇り、訪れる人々を魅了する。昨年は1万2000人が来場した。

 祭りの期間中は、「里山カフェ」でソフトクリームとコーヒーを販売し、「芝桜の店」ではさくら大福、縁起餅、梅干し、ぜんざい、お茶、ジュースのほかシバザクラの苗などを販売する。手芸作品や書道の展示、木工品制作のワークショップも行う。会場では車椅子を貸し出す。

 同倶楽部の兼平好会長は「シバザクラはやっと咲き始めたところ。4月上旬から楽しめ、満開は中旬ごろになると思う。田園風景に広がるピンクや白、紫のシバザクラは見もの。県内外はもちろん、海外の人々にも見てもらえたら」と話す。

 4月30日まで。同倶楽部では、来場時に管理費の一部として緑化協力金300円の寄付を呼びかけている。

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