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徳山動物園のアカゲザルにかき氷 恒例行事を徳山ライオンズクラブが引き継ぐ

「超ビックサイズのかき氷」に群がるアカゲザル

「超ビックサイズのかき氷」に群がるアカゲザル

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 周南市の徳山動物園(周南市徳山)のアカゲザルに8月26日、重さ60キロの氷で作ったかき氷がプレゼントされた。

かき氷を横からかぶりつくサル

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 動物に暑い夏を乗り切ってほしいと周南市内の氷販売店「神代商会」が1963(昭和38)年から行ってきた夏の恒例行事。昨年7月は同社神代政和社長の死去とコロナ禍が重なり中止となったが、今年から「徳山ライオンズクラブ」が引き継ぐこととなった。

 この日飼育員らは、同クラブが寄付した重さ60キロの氷を使って作った「超ビッグサイズのかき氷」3個をアカゲザル11匹が暮らす猿山に設置。待ち構えていたサルたちは、甘いシロップとリンゴ、みかん、ブドウ、キウイなどの果物をトッピングしたかき氷に、われ先にと群がり頬張った。

 猿山の回りでは、大好物の果物を指でほじり出したり、かぶりついたりして食べるサルの様子を子ども連れの来園者がのぞき込む様子も見られた。

 下松市から来園したという児童は「かき氷の大きさにびっくりした。フルーツが一杯ついていておいしそう。サルたちがブドウの皮を器用にちゃんとむいて食べていて賢いなと思った」と話していた。

 徳山ライオンズクラブの藤井修三会長は、「サルにも来園者の皆さんにも喜んでもらえてよかった。夏休み最後の思い出作りになっていれば」と話す。

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