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聖火ランナーが周南市長訪問 子どもらにスポーツの良さを広めたい

左から鈴木さん、藤井市長、近藤さん

左から鈴木さん、藤井市長、近藤さん

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 2020年東京オリンピックの聖火ランナーに選ばれた2人が1月20日、周南市役所を訪れ、藤井律子市長に意気込みを伝えた。

聖火トーチを持つポーズをみせる聖火ランナー2人

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 山口県聖火ランナーの公募者1920人の中から「周南市ゆかりの聖火ランナー」に選ばれたのは、近藤優子さん、鈴木孝夫さんの2人。周南市内を聖火ランナーが走るのは、5月14日で、遠石八幡前バス停から徳山駅前賑わい交流施設までの2.8キロの区間。

 近藤優子さんは、10歳から柔道を習い始め、18歳で、徳山女子短期大学入学を機に、長崎県五島市から周南市に移住。卒業後、実業団所属の選手として活動。「全日本実業柔道選手権大会」で3連覇を果たすなど優秀な成績を収め、30歳で引退した。現在は、徳大柔道部の監督を務める傍ら、「KIDS☆JUDO体育教室」の講師として子どもたちに柔道の動きを使った体育教室を開いている。3児の母。

 近藤さんは「現役時代は、スポーツは過酷でつらいイメージしかなかった。スポーツクラブなどで地域の人々と触れ合うことで、スポーツを楽しんでいる人はたくさんいることを知った。若い世代の人々に、オリンピックの風を感じてもらい、スポーツの可能性を広げていきたい」と意気込む。

 妻の勧めで応募したという鈴木孝夫さんは岐山地区自治会連合会長や岐山小学校の学校協議会会長を務めていることから、「学校と子どもを結んで盛り上げていきたい」と話し、オリンピック後は「子どもたちと聖火リレーを再現するなどしてトーチと触れ合う機会を作り、スポーツの良さを伝えていきたい」と笑顔を見せる。

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