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周南・伊豆屋菓子舗が初代考案の和菓子を復刻 100周年を記念

左から3代目店主夫婦と、長男家族

左から3代目店主夫婦と、長男家族

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 和洋菓子店「伊豆屋菓子舗」(周南市清水1、TEL 0834-62-2523)が2月1日、創業100周年を記念し、初代店主が考案した青のりようかん「なみのはな」を復刻発売した。

初代店主が考案した青のりようかん「なみのはな」

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 1921(大正10)年に「川崎観音」(川崎2)近くに和菓子店として開業した同店。1933(昭和8)年に周防富田駅(現JR新南陽駅)前に移転。現在は、3代目店主の伊豆聖城さんが長男の創さんと共にケーキなども扱う和洋菓子店として営んでいる。

 昨年、創業100周年を迎えたことから、初代店主・伊豆芳雄さんが考案した「青のり羊羹(ようかん)」の復刻を企画。商品名を「なみのはな」(380円)に変え、パッケージも一新し販売することにした。創さんは「青のりがほのかに香る白あんベースのようかん。この辺りは昔、海岸だったことから、波の泡を意味する商品名にした」と話す。

 そのほか同店で扱う商品は、粒あんのみ提供する「大判焼」(130円)をはじめ、「磯乃友もなか(ゆず・小倉・あおさ)」(各190円)、「うい郎(抹茶・小豆・白豆)」(各200円)、「大福」(190円)、「あんブッセ」(220円)、ようかんをサンドしたケーキ「シベリア」(300円)、「いちごショートケーキ」(330円)、「生チョコ」(800円)など。

 創さんは「先代からのバトンを引き継ぎ100年間、続けてこられたのもお客さまのおかげ。これからも地域の人々に寄り添っていきたい。地産地消にこだわったコラボ企画なども展開し、町全体を活気づけていけたら」と意気込む。

 100周年の感謝企画として、商品を1,000円以上購入した人に「磯乃友」などの商品を日替わりで進呈する。今月6日まで。

 営業時間は9時~19時。

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