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光・束荷に土曜限定の農家レストラン「田毎食堂」 おにぎり定食を提供

麻野農園の麻野さん家族

麻野農園の麻野さん家族

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 「農家レストラン『田毎(たごと)食堂』」(光市束荷、TEL 090-7548-2849)が2月5日、麻野農園敷地内にオープンする。

おむすびとみそ汁とおかず8品の「おむすび定食」

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 光市出身の麻野将也さんと菜都美さん夫婦が運営する同園。農地面積は約1ヘクタール。化学農薬や化学肥料を使わず、小松菜やニンジン、イタリア野菜、米など、年間約50種類以上の農作物栽培するほか、ブドウ園ではシャインマスカットなどを栽培し、飲食店や学校給食などに出荷している。

 山口県立農業大学校で出会ったという麻野さん夫妻は、卒業後の2014(平成26)年に結婚。2017(平成29)年に光市束荷の山林・農地付き古民家を購入し、2018(平成30)年に同園を開業した。出産を経て、菜都美さんの夢だった「農家レストラン」を開くこととなった。営業は土曜のみで、調理は菜都美さんが担当する。

 開店に当たり住居を改装。玄関横の土間収納は調理場にし、カウンター2席を設置した。座敷には、ちゃぶ台席10席、縁側には一人掛けソファ席を2席用意する。

 料理は、同農園産の米「きぬむすめ」を使ったおむすびとみそ汁、野菜のおかず約8品をセットにした10食限定の「おむすび定食」(1,100円)と「おむすび弁当」(650円)。

 デザートは、月替わりの焼き菓子、プリン(以上300円)。ドリンクは、自家焙煎(ばいせん)コーヒー、有機紅茶(以上350円)、有機ルイボスティー(300円)。「はちみつレモン」(400円)、ショウガシロップ入りココア(500円)などイートイン販売のみの期間限定ドリンクも用意する。

 菜都美さんは「店名は、変わりゆくものの中にある変わらない美しさを大切にしたいとの思いを込め、小さな水田の一つ一つに映る月を意味する『田毎の月』から名付けた。おばあちゃんの家に来る感覚で気軽に立ち寄ってもらえたら」と呼び掛ける。

 オープン初日は、庭でマルシェを開催。パン店「ふくろう堂」と唐辛子農家「fu do ku kan Bamboo」がキッチンカー出店しカレーやパンを販売するほか、菓子店や雑貨店が出店する。

 提供数に限りがあるため事前予約を勧めている。営業時間は11時~17時。

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