幼児向けの体操教室「はじめてのたいそう」（TEL 070-3773-8727）が5月13日、出張教室を始める。

バランスストーンを渡る幼児

　光市出身の田代理恵さんが、幼児向け体操教室講師や保育士としての経験を生かし、2017（平成29）年に開業した同教室。下松市内の施設を拠点に教室を開いていたが、新型コロナウイルスの影響で利用制限が続いたことから、開催場所を選ばない出張型の体操教室へ業態転換した。

　軽バンを、体操器具が積み込めるように改装。車内には、特製の木製台車が設置されており、5段跳び箱、平均台、鉄棒、フラフープ、運動マットなどが収納できる。

　レッスンでは、1歳から未就学児を対象に、ボール、縄跳び、跳び箱、鉄棒、マット、フラフープ、バランスストーン、お手玉などを使った運動を行う。技術向上のみを目的とせず、子どもの興味のある動きをレッスンの中に取り入れ、楽しみながら運動能力を伸ばせるよう工夫する。

　出張教室は、商業施設「星プラザ」（下松市中央町）や子ども向け屋内施設「キッズパーク cotton（コットン）」（下松市平田）などで開催する。火曜～金曜は、「下松市地域交流センター」（下松市生野屋南1）で定期教室を開く。

　田代さんは「身近に感じてもらえるような体操教室を目指している。要望があれば、保育園や幼稚園などで出張体育指導もしていきたい。気軽に連絡してほしい」と呼びかける。

　星プラザ出張教室は、5月13日・27日・6月10日・24日。開催時間は10時30分～11時30分。未就園児対象。申し込みは、星プラザカルチャーセンター（TEL 0834-45-1100）で受け付ける。