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周南・マイクラで徳山下松港を再現 3市から小学生20人募集

参加を呼びかける「周南マイクラ部」メンバー

参加を呼びかける「周南マイクラ部」メンバー

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3D創作ゲーム「マインクラフト」を使って仮想空間に徳山下松港を再現するイベントが7月30日、トクヤマ海陸運送(周南市徳山港町2)ハーバープラザで開催される。周南マイクラ部実行委員会は現在、小学生参加者を募集している。

仮想空間「周南のまち」の前に広がる徳山下松港

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マインクラフト(通称=マイクラ)は、3Dブロックで構成された仮想空間で冒険や生活を楽しむゲームで、プログラミング的思考が学べると教育現場にも取り入れられている。

 同イベントは、昨年7月に続き2回目。オンラインで共同作業するマルチプレーを楽しみながら、自分たちの住む街を身近に感じてもらおうと企画。市内小学生10人が参加し、仮想空間に駅前図書館や徳山動物園など周南の街並みを再現した。

 今回は周南の街をさらに広げ、開港100周年を迎えた徳山下松港を再現する。仮想空間に作られた周南市、下松市、光市の海に、3Dブロックでコンテナクレーンや貨物船、笠戸大橋、フィッシングパークなどを制作する。

 昨年参加した小学生6人が「周南マイクラ部」メンバーとして6月26日、企画会議を実施。徳山下松港にちなんだキャラクターが描かれた「みなとカード」を使いながら、施設の選出や徳山下松港を再現する役割分担などを話し合った。

 同実行委員会代表の勝屋幸代さんは「イベント開催に向け、子どもらがプログラミング技術などを使いながら一生懸命準備を進めている。マイクラを通じて友達を作り、街に愛着を持ってほしい。どんな徳山下松港になるか楽しみにしてもらえたら」と話す。

 イベント終了後は夏休み期間をかけ制作し、完成後ユーチューブチャンネル「周南マイクラ部」で公開する。

 参加対象は周南市、下松市、光市の小学3年生~6年生。参加者は「Nintendo on-line」の加入が必要。当日はマインクラフトのソフトが入っているswitch本体を持参する。開催時間は、午前の部=10時~12時30分、午後の部=13時~15時30分。参加費は500円。定員各10人(要保護者同伴)。事前申込制で、応募者多数の場合は抽選となる。

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