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周南「絆」映画祭、10回目の開催へ 松田優作さん生誕70周年記念イベントも

来館を呼び掛ける大橋実行委員長(右)

来館を呼び掛ける大橋実行委員長(右)

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 周南市の映画館で6月1日・2日、「周南『絆』映画祭」が開催される。

武正晴監督「銃」(2018年)出演:村上虹郎さん、広瀬アリスさん、リリー・フランキーさん

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 周南地域の映画愛好家や演劇員、街づくり活動に取り組む有志を中心とした実行委員会が主催し、今回で10回目を迎える同イベント。会場は現在休館中の映画館「シネマ・ヌーヴェル」と「テアトル徳山I」(以上、周南市銀座2)。

 両日、同祭に関わりを持つ作品を中心に映画6作品を上映する。同祭実行委員会創設の映画脚本賞「松田優作賞」で第1回グランプリに輝いた映画「百円の恋」の武正晴監督による最新映画「銃」、同賞準グランプリを獲得した齋藤孝さん脚本で自ら6年かけ制作したという映画「オボの声」、下関市出身の佐々部清監督による青春映画「種まく旅人~夢のつぎ木」「チルソクの夏」、同祭が顕彰し続けてきた俳優・松田優作さんの代表作「最も危険な遊戯」など。

 会期中、上映作品の担当監督をはじめ、松田さんゆかりの俳優・重松収さん、野瀬哲男さんによる舞台あいさつ、トークショーなども展開する。

 関連イベントとして、徳山駅前図書館(周南市御幸通2)では5月30日から、松田優作さんの生誕70周年と映画祭10周年を記念し、3階交流室で松田さんのポスターや主演映画のパンフレットなどファン所蔵グッズの展示、テレビドラマ「探偵物語」の上映を行う。6月2日まで。

 実行委員長の大橋広宣さんは「映画祭を10回続けることを目標に頑張ってきたので、無事迎えることができ感無量。映画と人を紡ぐことで、街が活性化していくと信じてこれからも頑張っていきたい」と話す。

 前売り券は、1日券=1,500円、2日券=2,500円。1日券・2日券は前売りのみ。当日券は、一作品につき一般・シニア・高校・大学生=1,000円、小中学生=500円、未就学児無料。

 ドラマ「探偵物語」上映時間は、1日=11時~、14時30分、2日=14時~。鑑賞無料。

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